うーとパパとらんころ
ボーダーコリーのらんの成長とうーとパパの奮闘記。2009.10ベイブ母さんも加わってにぎやかになりました♪

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はじめてのお友達はぷく。
うーが、4歳の頃のお話。とぉーい昔話ね。。。

当時ピーナッツ村に住んでいました。

お友達のハルエちゃんのところにビーグル犬がいました。
そのビーグルちゃんにある日、赤ちゃんが生まれたの!


お母さんによく似た白と黒と茶色のブチのかわいいむくむくした男の子と
お母さんに全く似てない茶色に白いえりまきをまいたおじん顔のぷくぷくした男の子。


当時、ひこたんが、喘息だったので、我が家は、お犬さま禁止令が発令されていた。
でも、犬好きなひこたんは、野良犬を拾っては、おうちの裏のアパートのすみの駐車場で、
給食の残りや、自分のごはんを残しては、あげていた。。。
そして、近くのおうちに行っては、「かわいい子犬要りませんか?」と訪ねて回っていた。

でも、2〜3日すると、子犬は、いつも、どこかへいってしまう。。。
いつもそんな繰り返しだった。


パパも、ママも、そんなひこたんの行動を見て見ぬふりをしていたのだった。



そんなとき、ハルエちゃんちのビーグルの赤ちゃんが、生まれたのだった。
毎日、ひこたんと、2人でハルエちゃんちに子犬を見に行った。

日に日に可愛くなっていく子犬たち。
ハルエちゃんが、「この子たち名前ないんだよぉ。」というので
お母さんに似た方は、むく。
おじん顔の方は、ぷく。

と、ひこたんが、名付けた。
見た目通りの単純明快な名前だった。。。
なぜかわからなかったけど、2匹の子犬のうち、
おじん顔の方の子犬の方が、ひこたんのお気に入りだった。

ハルエちゃんちには、犬の他にもたくさんの動物がいた。
あひるのガーコと、うさぎさん。

だから、子犬は、1匹は、残すけど、1匹は、誰かにあげるんだと聞かされた。


ハルエちゃんちから、帰ると
必ずひこたんは、パパとママにお願いした。

「ぷくを家族にして下さい。」

でも、決まってこう言われていた。

「ぜんそくが治ったらね・・・。」



それでも、あきらめず、毎日毎日、ひこたんは、お願いした。。。


先に根負けしたのは、パパの方。

「ちゃんとお世話するんだよ・・・」


小雨の降る日、ひこたんのオーバーオールの胸元に抱かれぷくは、我が家にやってきた。


ぷく




それが、はじめてちゃんと犬を飼った出来事である。


ぷくは、名前の通りすくすくぷくぷく大きくなった。

1年も経つと、赤い首輪の良く似合う立派な成犬になった。

当時、住んでいた家の前には、大きな公園があり、リードを外してあげると
その公園に遊びにいっていたぷく。
ママが「ぷく、5時になったら帰っておいで。」と言うと、
なぜだか知らないけど、ちゃんと5時になったら、帰ってきていた。

のちにわかったことだが、5時になると、公園の電灯がつくからと言う理由だった。

本当に頭の良いいい子だった。

うーが、パパとママに怒られて、外に出されると、
ぷくは、自分の家にうーをかくまってくれた。


うーが、いないと大騒ぎしている大人たちが
しばらく経って、うーを犬小屋で、見つけるまで、ぷくは、一言も吠えなかった。


毎日毎日、ぷくと居れると思っていた。


小学校へあがると同時に、パパの転勤が、決まりめんたい村にいくことになった。


もちろん、ぷくも一緒に・・・。


めんたい村には、ばあちゃんがいて、いとこもいる。
小学校にあがると、お友達もいっぱい出来た。

ぷくとあんなに仲良しだったのに・・・

いつしか距離が開いて行ってしまった。


裏切ったのは、うーの方。
それでも、ぷくは、うーを優しい目で見ては、尻尾を振ってくれた。


ママが天国へ召された日、いつもは、大人しくめったに吠えないぷくなのに、
一晩中、クンクン鳴いていた。。。

次の日、その鳴き声もピタッと止まり、、、
大人たちは、お通夜や、葬儀の準備で、忙しくぷくのごはんを忘れていた。
それでも、ぷくは、我慢していた。


ぷく、ごめんね・・・。

1番に気づいたのは、誰だったんだろう。。。
うーは、ぜんぜん気づいてあげれなかったよ。。。


それからまた月日は経ち、9歳になったぷくは、虹の橋を渡っていった。


今レスキューをしているうーは、
はじめて飼った犬に、まっとうにかわいがってあげれたか・・・

正直、自信はない。


でも、ぷくのあの瞳は、小雨の降る日迎えに行ったあの日と変わらずに
うーとひこたんをずっと見ていてくれた。

あれから、何年経ったのだろう。。。


命の大切さや、優しさを教えてくれたぷく。


今も胸に生きている。


気付くのに時間がかかってしまっけど、


今なら、自信を持って言える。


ぷくは、うーに出来たはじめての大切なお友達である。。。






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